1台のパソコンで複数のOS(WIndowsやLinux)を同時に稼働させる手段として、VMware Playerが無償で利用できて便利です。
また、Windows8やWindows10などの家庭用パソコン上で無料で簡単に利用できるという大きな特徴があります。
主な使用目的は、下記あたりではないでしょうか?
- 資格勉強や知識習得のため、Linux環境のコマンドを試す
- Windows Server OSとなるActive Directoryを試す
- 複数OSのアプリケーション開発やテスト
ここではVMware Playerの最初のインストール方法と複数OSの仮想インストールディスクの起動方法まで、なるべく分かりやすくお伝えしたいと思います。
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無償版VMwarePlayerを入手しよう
まずは、VMware社のVMware Playerをダウンロードしましょう。
公式サイトから最新版を入手しましょう。
Vmware Player 公式サイト
サイト接続後、下記の画面左のメニューから「ダウンロード」を選択します。
製品のダウンロードが選べますので、「無償製品のダウンロード」から「WorkStation Player」を選択しましょう。
パソコンの32ビットか64ビット環境に合わせて”自動的”にインストールするプログラム候補が表示されます。必要なものをダウンロードしましょう。※下記画面ではWindows版のパソコンにインストールするため、Windows用のインストールプログラムを選択してます。
ちなみにWindows10の64bit版のファイルは133MB程度のサイズでした。非常に小さいですね。
VMware Playerをインストールしよう
では早速、ダウンロードしたプログラムをダブルクリックして、インストーラーを起動しましょう。
下記画面は、「次へ」をクリックします。
下記画面では、”使用許諾契約書に同意します”にチェックを入れて、「次へ」をクリックします。
拡張キーボードドライバを聞かれますが、まったく必要ありません。「次へ」をクリックししてください。
※拡張キーボードドライバは、仮想OS上で、Ctrl + Alt + Delをおしてタスクマネージャをユーザロック画面を開かせる機能です。ドライバを入れなくても、Ctrl + Alt + Insコマンドで代用できますので不要です。むしろ入れると操作が煩雑になることが多いです。
ユーザエクスペリエンス設定の画面です。ここもそのまま「次へ」をクリックします。
ショートカット設定についても、そのまま「次へ」をクリックします。
インストール準備は完了です。「インストール」をクリックしましょう。
インストールが始まります。大体、3分~5分程度で完了します。
下記画面が表示されたら、正常に完了したことになります。「完了」をクリックしましょう。
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VMware Playerを起動して、インストール仮想OSイメージを設定しよう
では、次にインストールしたVMware Playerの起動アイコンをクリックして起動しましょう。
インストール直後の初期起動時のときのみ、下記のように、ライセンスに関して聞かれます。「非営利目的で、無償で使用する」を選択して、「続行」をクリックしましょう。
下記の画面がVMware Player起動時の管理画面です。最初は他のOSも動作していない状態であるため、”新規仮想マシンの作成”を選択しましょう。
そうすると、他のOSを仮想マシンとしてをインストールするための、起動ディスクの場所を聞かれます。「インストーラディスク イメージのファイル」を選択して、別途ダウンロードしたISO拡張子のファイルを選択し、インストールしましょう。
以上です。ここまでダウンロード後は5分程度の所要時間でここまで実施可能です。
VMware Playerは便利なので、ぜひ活用してみてください。