子育てや旅行記などを動画撮影する際に、デジタルビデオを購入するよりも、
自分のスマホをカメラにすることで、安価で手軽に撮影できる”スタビライザー型自撮り棒”をご存知ですか?
最近注目されているスタビライザー型自撮り棒は、多種多様な機能を備えてきており、もはや、ハンディカムよりも機能面で劣りません。
また、ちょっと静止画では物足りない、モーションや音声が欲しいというときに、非常にお手軽に”動画撮影”が可能です。
例えば、利用するシーンとして、
- 旅行中のブログやTwitter動画撮影
- YoutubeやTiktok投稿用動画
- 就職面接の自己動画
- 子供の成長日記
- ダンスやスポーツのセルフチェック
など
また、自分のスマートフォンを装着して動画撮影が可能なため、ハンディカムに比べて、比較的に安価に手に入れることが可能です。
ただ、スタビライザー型自撮り棒といっても、種類が多く、お値段も数万円前後かかるものが殆どです。。。
スタビライザー型自撮り棒の例
DJI Osmo Mobile 3
Snoppa M1
Zhiyun Smooth-4
FEIYU TECH SPG
SwiftCam M3s
MOZA Mini-MI
hohem T2
で、結局どれが良いの?ということになりますよね、、、
そこで、筆者は、各社20種類以上の機器を「比較・検証」した上で、最終的に、”DJI Osmo Mobile 3″をもっともオススメします。
その選定理由として、本記事で「こだわり」の5つのポイントと体験談をまとめましたので、ご紹介させて頂きます。
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目次
スタビライザー型自撮り棒を選定する際のおすすめポイントとは?
スタビライザー型自撮り棒とは、スマホにセットするだけで、”ジンバル“と呼ばれる1つの軸を中心とした回転台(スタビライザー)が、手ブレを制御し、不安定な撮影環境でもカメラを水平に維持して、安定した映像を撮影することができる棒状のモノです。
カメラやレンズ機能を自分のスマフォで代用できるため、その分の値段がハンディカムやデジタルビデオカメラよりも安価というメリットがあります。
ただし、スタビライザー型自撮り棒といっても、種類も多く20種類以上もあり、値段も数万円程度かかるため、しっかりと選ぶ必要があり注意が必要です。
そのスタビライザー型自撮り棒を選定する際のおすすめポイントは以下の通りです。
スタビライザーの軸の数ですが、2軸よりも3軸の方が可動域が多く、水平以外に垂直方向や斜めなどのアングル調整も自動で補正するため、3軸がより安定した映像となり、おすすめ。
電動モーターの自動補正で、水平垂直を保ちやすいのが電気式で初心者でも安心して使用できる。機械式よりもさらに安定させやすく、ごくわずかなブレにも対応できるので、鮮明な動画を撮りたい方にはぴったり。
今のスタビライザー型自撮り棒は、ほぼすべてのスマホが取り付け可能です。が、念のため、確認おくことがおすすめ。
例えば、OsmoMobile3の場合は、「幅 62mm〜88mm」「厚さ 9.5mm以下」となり、ほぼすべてのスマホに取り付けが可能。
ここまでが一般的に言われる、「スタビライザー型自撮り棒」の選び方のポイントです。
次は、数ある種類の中から「OsmoMobile3 」を選んだこだわりのポイントをご紹介します。
DJI OsmoMobile3を選んだ「こだわり」の5つの特徴
では、筆者の選定した理由をご紹介します。
~DJI OsmoMobile3を選んだ「こだわり」の5つの特徴~
- 折りたたんでコンパクト持ち運びが気楽
- 取り付けおよび操作が簡単!
- 便利なジェスチャーモード
- 被写体自動追従で自撮りが楽々にできる
- アクティブトラック/タイムラプス/パノラマの撮影
① 折りたたんでコンパクト持ち運びが気楽
OsmoMobile3は、専用ケースがあり、コンパクトな収納が可能です。
実際に自宅のメジャー(測定機器)で計測した結果、横14cm x 縦19cm x 厚さ5.5cm程度でした。
スタビライザー機器本体の折りたたみ方法は、カンタンで数回練習すれば、誰でも出来るようになります。
ちなみに実際に触れると、本体を折りたたんで小さいケースにコンパクト収納されるために、軸や大きさなどが、緻密に設計されていることがわかり感動しました。
② 取り付けおよび操作が簡単!
取付方法は、スマホをアーム部分にガチっと挟むだけでなので、非常に簡単です。
スマホの固定は、アーム部分に滑り止め防止のゴムが付属しているため、滑り止め防止ゴムを装着することで、歩きながらの撮影や走りながらの撮影でも、スマホ本体がズレたり、落ちるようなことはありませんでした。
よって、アームにがっちり固定されているため、安心して撮影ができます。
また、操作もアーム本体の5つのボタンでほぼすべての基本操作ができます。
- アーム表面に3つのボタン(録画、電源、位置調整)
- アーム左側面に1つのボタン(ズーム調整)
- アーム背面に1つのボタン(画面切り替え)
よって、ほぼすべて片手で撮影の操作が可能というわけです。
また、スマホとOsmoMobile3本体との接続は、無線のBluetooth通信であるため邪魔なケーブル配線が不要なので快適に利用できます。
③ 便利なジェスチャーモード
スマホ本体に専用のアプリをインストールすることで、様々な撮影機能やソフトウェアアップデートなどが利用できるため、非常に便利です。
その中で、OsmoMobile3にはジェスチャー機能というものがあり、この機能をON状態で、撮影するときは、被写体の「手のひら」をカメラが認識すると、自動的に録画が開始します。
ただし、注意点として、現時点で、録画を停止する機能は実装されていないため、今後のソフトウェアアップデートを期待しつつ、待ちましょう。
④ 被写体自動追従で自撮りが楽々にできる
OsmoMobile3のアクティブトラック3.0という機能があり、被写体を自動追尾で撮影することができます。
これは、被写体の動きに合わせて、カメラフレームの中心になるように自動補正する機能ですが、アーム本体を固定して自撮りする際に特に便利な機能です
例えば、
- 自宅で料理動画を自撮りする場合
- 子供の遊ぶ姿を撮影するときに手が疲れない
- テニスやゴルフのフォームチェックの自撮り
- スケボーやダンスなどの自撮り
などでも活用できます。
特に、子供の撮影などはスタンドで固定しておけば、手が疲れないというところが大きなメリットですね。
➄ タイムラプス/パノラマなどプロ向け機能の撮影もできる
タイムラプスやパノラマなど機能を使ったり、スタビライザー自体の機能を活かして、さまざまな本格的なプロ向け動画の撮影もできます。
- 【前進・後進】PUSH IN & PUSH OUT
- 【平行移動】DOLLY LEFT OR RIGHT
- 【円移動①】ORBIT
- 【円移動②】PARALLAX ORBIT
- 【追跡】ACTIVE TRACK
- 【ローアングル】LOW ANGLES
- 【リヴィールショット】REVEAL
- 【上下移動】ELEVATOR
- 【タイムラプス】Timerapse
- 【俯瞰撮影】Bird’s eye view
筆者もまったくの動画初心者なので、まだまだ勉強中ですがが、、、(^^ゞ
色々と試しつつ、テクニックやコツを掴んでいきたいなと考えてます。
OsmoMobile3を利用して、プロ向けの撮影テクニックで動画を作ることもできる!
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OsmoMobile3を実際に使用した体験談および評価
ここからは、実際に数十本の撮影をしてみた体験談として、良い点と悪い点を評価としてご紹介します。
- カバンなどに小さく収まるため、日頃から持ち運びできる
- 移動中のいざって時に簡単に撮影できる
- 歩きながらの録画は映像がブレず見やすい映像が撮れる
- 本体バッテリーは10時間ぐらい長持ちして良い
次に、悪い評価です。
- 10分以上連続して撮影すると手が疲れる
- 組み立てた状態での持ち運びが多少かさばる
- 走りながらの撮影で上下運動の補正が若干弱い
- 複数人だとアクティブトラックの追尾がうまく動作しない
というあたりです。
OsmoMobile3の評判や口コミ
OsmoMobile3の評判や口コミを参考にご紹介します。
個人的には2の時にあった不満点「意外と場所を取る」こと。
この一点から解放されたことと、2では結構面倒で あったiPhoneに有線マイクを付けて音を録りたいものの、モーター部分と干渉してしまい面倒という二つの点が、3でほぼ解消できたことが大きなポイントになりました。
特に場所を取るということが、折りたたまれることで すっかりなくなったがやっぱり大きいです。
2だとメインのバッグに突っ込んでおくと形状的に場所をとるし、他の荷物が入れにくくなるし、ストレスを感じていた部分がなくなって、3は折りたたんで付属のポーチに入れてしまえば、 メインのバッグの端の方に入れておくことができるようになりました。
使い始めてまだ一週間弱ですが、 充分に満足させていただいてます。 お値段も更に手ごろになったので、けっこうおススメです!
こんな高機能なスタビライザーが今やこんなに安く手に入るとは驚きです。
目的は子供のサッカーの試合を撮るために購入しました。
いつもiPhoneを横に持って両手で 追いかけてましたが、 TVで見ると映って無かったり、 映像がガクガクしていて画像酔いするので、なんか簡単そうだなーと思いこれに決めました。 正直こんなに高性能だと 思っていませんでした。
嬉しい点
- 当たり前だけど手ブレしない
- 急にカメラを振ってもガクガクしないというか、超なめらか
- 自動追尾機能がある事
- 電池が長持ちするのと合わせて、iPhoneも充電できちゃうところ
- アプリを使うと色んな撮影ができる
- YouTubeやWebに色々と操作方法などが 出ている
工夫が必要な点
- iPhoneが重かったり、ケースが重いと特に重く感じる (さすがに試合中立って手持ちだときついので三脚とか一脚があると楽)
- 取説はメーカーページからダウンロード
- アプリを使うとiPhoneが熱くなる
今年もいろいろ買い物しましたが一番嬉しいかも! これからまだまだイベントがあるから沢山撮ろうと思います。 愛犬も撮ろうっと!
OsmoMobile3を最も安価に手に入れる方法
今、OsmoMobile3を最も安い値段で手に入れる方法は、Amazonか楽天で購入することです。
少しでも安く手に入れる方法は、①DJI公式サイトのディスカウントを利用する方法と②Amazonや楽天などを利用する、の2つの方法があります。
現時点は下記の通り、②Amazonや楽天の方が最も安価に手に入れることができて、最もおすすめです。
① DJI公式サイトのディスカウントショップの場合 | ② Amazonや楽天の場合(※) | |
Osmo Mobile 3 | 13,750円(税込み) 送料込み | 12,552円(税込み) 送料込み |
Osmo Mobile 3 コンボ | 15,950円(税込み) 送料込み | 14,754円(税込み) 送料込み |
(注)スマホの場合、表をタッチしてスライドすると全体が表示できます。
※2020年1月時点の価格です。実際の価格はこちらで確認してください。
上記のコンボとは、”スタンド”が一緒に付属しているセット商品です。
別途購入する場合は、2200円ぐらい掛かりますが、自撮りする際に便利なので一緒に購入する方がおすすめです。
スタンドが必要無い、コンボ無し場合の価格はこちらを参考にしてください。
2020年は、スタビライザー型自撮り棒を活用して、
- 旅行中のブログやTwitter動画撮影
- YoutubeやTiktok投稿用動画
- 就職面接の自己動画
- 子供の成長日記
- ダンスやスポーツのセルフチェック
等をバンバン撮影していきましょう!!

本記事では、スタビライザー型自撮り棒といっても、種類が多く選ぶのが迷うという方に向けて、筆者が比較した結果、お値段と機能や利便性で最も優れたおすすめ品をご紹介させて頂きました。
他社のスタビライザー型自撮り棒の例
Snoppa M1
Zhiyun Smooth-4
FEIYU TECH SPG
SwiftCam M3s
MOZA Mini-MI
hohem T2
本記事が参考になれば幸いです。
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