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Office2019とOffice365の違い!どちらが本当にお得?徹底解説【2020年版】

Office2010のサポート期限が、2020年10月13日に徐々に迫ってくる中、買い替えを検討している人も多いことでしょう。

ただし、サポート期限は、Office2013が2023年4月11日Office2016が2025年10月14日とマイクロソフト社から公式に発表されています。

よって、少しでも長くお得に利用するためには、Office2019かOffice365のどちらかを選ぶ方が損しません!

※ただし、Office 2019はWindows10のみ対応のため、注意が必要です。Windows 8.1(8)にインストールする場合は、Office 365かOffice 2016を利用しましょう。

 

そのために、IT技術者として経験の長い筆者から、Office2019かOffice365のどちらを選んだ方がおすすめか?その違いをサポート面や機能面の違いを、初心者向けでもわかるように解説します

 

本記事の内容は以下の通り。

本記事はこんな人向けの内容です

  • Office2019とOffice365との価格とサポート面の違いを知りたい
  • Office2019とOffice365との機能の違いを知りたい
  • Office2019とOffice365を損しないためにはどちらがおすすめか?

 

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Office2019とOffice 365の違い【価格とサポート】

① 価格体系

Office 2019は、従来のOffice2007やOffice2010と同様に製品を購入する(買い取る)タイプで、永久的に利用することが可能です。

一方、Office 365は、サブスクリプションと呼ばれる、利用料を毎年支払うタイプです。簡単に言うと、携帯電話などの料金を利用料として支払うイメージに近いです。

 

Office 2019は、製品を買い取る「パケージ」

Office 365は、毎年サービス利用料を支払う「サブスクリプション」

 

Office 365 サブスクリプションの価格面のメリットとデメリットとは?

Office 365のサブスクリプションのメリットは、2つです。

メリット

  • 利用料を継続して支払わなければ、途中で利用を止めることができる
  • PC台数が短期間だけ増減した場合でも、コストを抑えられる

と、良いことはあるのですが、その代わりデメリットとして、

デメリット

  • 3年以上長く使う場合は、値段が高くなる

という悪い点があります。

 

② サポート内容

まず、セキュリティ対応プログラムや不具合パッチの配布は、Office 2019とOffice 365に違いはありません

唯一の違いは、Office 365は今後サービス提供される新機能などのプログラムもサポートされるということです。

 

よく寄せられる質問として、「Office 365はオフライン(インターネット接続できない状況)でも利用できるか?」とありますが、答えは、「オフラインでも利用可能」です。

ただし、初回のライセンス認証や更新プログラムのダウンロードのときはオンライン(インターネット接続できる状況)が必要ですが、WordやExcelなどを利用するときはオフラインでOKで問題ありません。

 

詳しくは、後述のOffice 2019とOffice 365の機能差一覧を確認してください。

Office 2019は最初にインストールされている主要なソフトウェアのみの利用に限定すされますので、注意が必要です。

 

ただし、WordやExcel、PowerPointなど重要なソフトウェアはほとんど含まれてますので、個人ワークや会社の仕事をする上では、あまり気にすることはないと思います。

Office 2019は、主要ソフトウェアのみ利用可能

Office 365は、今後追加される新機能も継続して利用することができる

 

③ サポート終了時期

Office 2019とOffice 365は、サポート期限に違いがあります。

Office 2019は、従来のOffice 2007やOffice 2010と同様に、買り取りのパケージタイプであるため、サポート期限が決められており、2025年10月14日が期限です。

参考 マイクロソフト公式HP

Office 製品の正式サポート期限について

https://support.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/search/918

 

実はコレ、Office 2016と同様の期限2025年10月14日なんですね。。

これは、マイクロソフト社の戦略が絡んでいます。

従来マイクロソフトOffice のサポート期限は、製品発売後、最低 5 年間のメインストリーム サポートと、最低 5 年間の延長サポート (合計最低 10 年間) が提供されていました。

しかし、マイクロソフト社は今後、Office 365製品を売りたい。

なぜなら、Office 365に、1本化した方が、2つの製品を開発するよりも1つの方が開発コストが少なくて済むからです。

よって、Office 2019の延長サポート5年を廃止した!という理由です。

一方、Office 365は、サブスクリプションタイプなので、毎年の利用料を支払っている限り、ほぼ永久的に使うことができます。ただ、その代わり、3年以上使うとパケージタイプに比べて、価格が高くなる。。ということが違いになります。

Office 2019は、2025年10月14日がサポート期限

Office 365は、サポート期限がなく半永久に利用することができる

 

Office2019とOffice 365の違い【機能面】

機能面に関して、まず覚えておいて欲しいことは、

Office2019の新機能は、すべてOffice365でも利用できる!ということ

アプリケーション毎の機能の違いは以下の通りです。

 Office 2019Office 365 Solo
Word
Excel
PowerPoint
Outlook
Access〇 ※Winのみ
Publisher〇 ※Winのみ
Project〇 ※Winのみ
Visio〇 ※Winのみ
OneNote 2019×

 

これ以外に大きな違いとして、Office 365 Soloの場合は、今後新機能が追加された場合も値段がそのままで使うことができます。一方、Office 2010の場合は、既にインストールされたアプリケーションのみしかりようすることはできません。

会社向けのOffice 365 Business Premiumでは、チャット、会議、音声通話、共有可能なアドレス帳や予定表機能が利用できる上に、Word、Excel、PowerPointなどのOfficeファイルを共同編集することも可能です。

 

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Office2019の各エディションの違いと対応OS

通常版パッケージの各エディションの違いです。

 Office Personal 2019Office Home & Business 2019Office Professional 2019
Word 2019
Excel 2019
Outlook 2019
PowerPoint 2019
Access 2019
Publisher 2019

 

次に、アカデミック版の違いです。

 Office Home & Student 2019 for MacOffice Academic 2019 for Mac
Word 2019
Excel 2019
Outlook 2019
PowerPoint 2019

 

対応OSは、WindowsとMacがあり、それぞれ以下の通りです。

バージョン名WindowsMac
Office Personal 2019
Office Home & Business 2019
Office Professional 2019
Office Professional Academic 2019
Office Home & Student 2019 for Mac
Office Academic 2019 for Mac

 

Office2019とOffice365は損しないためのおすすめは?

Office 2019とOffice 365の大きな違いは、サポート面と価格面です。

そこで、おすすめの選び方をご紹介します。

 

おすすめの選び方は?

値段は、最も安価で購入する場合、Office 2019 standard (約29800万円/永久ライセンス) と Offce365 Solo (約11800円/年)が底値の相場です。

 

よって、

案① 自宅のパソコンが2台以下(ラップトップとノートPCなど)で、3年以上使うならOffice 2019が値段的にもお得です

※Office 2019の各エディションの違いはこちら

 

Office 2019 Personalエディション(底値 29800円)
 
Office 2019 Home & Businessエディション(底値 34800円)
 
Office 2019 Professionalエディション(底値 59800円)

 

案② パソコンが3台以上5台以下、もしくは2年先はわからない場合は、Offce365をおすすめします。

なぜなら、こちらは1年ずつ更新なので、やめたいときに契約を簡単にストップできるからです。

Office 365 Solo(底値 11800円)

 

 


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のっぽパパ
テルル@のっぽパパ。 総合メディア『BenTen』副代表。 デジタルメディアのコンサル&マーケター。 某IT企業で開発プロジェクトマネージャー兼任。 大小問わず数多くの開発プロジェクトに関わり、 数百人のITエンジニアと面談などを経験。 現在はUXデザインと機械学習に没頭してます。 疑問や質問等、何かあれば、 お気軽にDMください。twitter: のっぽパパ@ ◆IT関連のスキル・収入UP https://best-ref.com ◆孫活 https://magokatsu.com