Office 2010は、今年2020年10月13日に正式サポート終了となります。
それまでの間、別PCで延命して利用したい!という方もいらっしゃいますよね。
そんな方に向けて、簡単にまとめましたので、ご参考にしてください。
~本記事はこんな人向けの内容~
- サポート期限ぎりぎりまでOffice 2010を利用したい
- 別PC(パソコン)に移行できるか、ライセンスやOSの条件がわからない
- 別PC(パソコン)への移行方法の簡単な手順を知りたい。
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目次
【条件①】別PCのWindowsOSでOffice 2010は動作するか?
Office 2010が最新のWindowsOSで動くかどうか?まずはそれをチェックしましょう。
各Officeとサポート対応するOSは以下の通りです。
Windows OS | Office製品(サポート対象) |
Windows 7(SP1) | Office 2010 ~ Office 2016 |
Windows8.1(8) | Office 2010 ~ Office 2016 |
Windows10 | Office 2010 ~ Office 2016 |
よって、Office 2010は現在のすべてのWindowsOSで動作保証されているということです。
◆参考◆ Office 2010の詳細システム要件はこちら
【条件②】Office2010を移行する際にライセンスは別PCで動かせる?OEM版に要注意!
Officeのライセンスは、パッケージ版とOEM版があります。
主な違いは以下の通りです。
パッケージ版ライセンス | OEM版ライセンス |
別PCにOffice 2010を移行して利用できる | 別PCにOffice 2010を移行して利用できない |
家庭用PC2台までインストール可(※) | 家庭用PC Office 2010 ~ Office 2016 |
Windows10 | Office 2010 ~ Office 2016 |
値段がやや高め | 値段が安い |
※一部ライセンスは1台までしか利用できないパッケージもあり。
簡単に説明すると、「OEM版はマイクロソフト社からパソコン会社にライセンスを卸して、再販するライセンス」で、特徴は、安価な代わりに利用制限があるというモデルです。
よって、OEM版は、例えば富士通やHP(ヒューレットパッカード)、IBMなどのパソコンに最初からインストールされていて、別のパソコンには移行できないライセンスです。その代わり、値段がパッケージ版より安いというわけです。
結論、OEM版のOffice 2010は別PCにインストールして利用できないため、残念ですが、、新バージョンのOfficeに買い替えるしかありません。
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Office 2010ライセンスのパッケージ版とOEM版の見分け方とは?!
パッケージ版とOEM版のライセンスの見分け方は、プロダクトIDを見ることです。初期購入時のCD-ROMを確認してみましょう。
ラベルや頭文字にOEMなどの文字列が見つかれば、OEM版である可能性が高いです。
特にパソコンと同時に購入した場合はこのケースが確率的に高いため、購入したメーカーに問い合わせしましょう。その時にプロダクトIDが必要になりますので、忘れずに手元に用意してください。
Office 2010のプロダクトIDを紛失してしまった場合の確認方法とは?
基本的にはインストールCDのケースにプロダクトIDが記載されてますが、そちらを紛失してしまった場合は、以下の方法で確認することができます。
手順① Office Word 2010を起動する
- 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「Microsoft Office」→「Microsoft Word 2010」の順にクリックします。
- Wordが起動します。
「ファイル」タブ→「ヘルプ」の順にクリックします。 - 画面右側の「プロダクトID」欄を確認します。
上記画面からプロダクトIDを確認することができます。
Office 2010を別PCに移行する簡単手順
パッケージ版の場合は別PCに移行することが出来ますので、以下の手順で実施てください。
① 旧PCで、Office 2010のアンインストール
② 新PCで、Office 2010の新規インストール
③ 新PCで、Office 2010のライセンス認証
① 旧PCで、Office 2010のアンインストール
[スタート] メニューから、[コントロール パネル] をクリックします。
次に、[コントロール パネル] 画面で、[プログラム] ー [プログラムのアンインストール] をクリックします。
次に、プログラム一覧から「Microsoft Office 2010」をクリックして選択します。その後、アンインストールをクリックします。
あとは、すべて確認メッセージですので、「はい」をクリックして、最後に再起動を促すメッセージが表示されたら、[はい] をクリックしてコンピューターを再起動すれば、完了です。
② 新PCで、Office 2010の新規インストール
Offce 2010のインストールメディアを起動して、新PCでインストールを実施してください。
インストールメディアをCD-ROMドライブに差し込めば、インストーラーが自動起動します。
※もし、インストーラーが自動起動しない場合は、インストールメディアのドライブをクリックして、「setup.msi」をクリックすれば起動します。
③ 新PCで、Office 2010のライセンス認証
最後に、ライセンス認証すれば、完了です。
手順は以下の通りです。
~Office 2010 ライセンス認証の手順~
(1) Word 2010を起動し、[ファイル]ー[ヘルプ]ー[ライセンス認証キー] の順にクリックします。
(2) ライセンス認証ウィザードの手順に従って、ライセンスを登録する。
Office 2010がOEM版で買い替え必要な場合【安価に手に入れる】
Office 2010がOEM版でどうしても買い替え版が必要な場合は、最新バージョンのOffice製品を選びましょう。
※ただし、Office 2019はWindows10のみ対応のため、注意が必要です。Windows 8.1(8)にインストールする場合は、Office 365かOffice 2016を選びましょう。
Office 2019とOffice 365の選び方については、こちらの記事でも詳しく説明してます。
最新バージョンは、Office 2019 Standard (約29800万円/永久ライセンス) と Offce365 Solo(約11800円/年)とありますが、パソコンが2台以下で3年以上使うならOffice 2019がお得です。
もし、パソコンが3台以上5台以下で、とりあえず使ってみる条件ならOffce365をおすすめします。
なぜなら、こちらは1年ずつ更新なので、やめたいときにストップできるからです。
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