転職資格

就職や実務に無駄にならないIT資格 インフラエンジニア向け

未経験者またはIT業界1年目の対象者に、就職や今後のキャリアアップに向けて無駄にならない資格はどんなものか?

どんな人も最初は1つの専門分野である程度の業務経験を積んでから1人前になっていきます。

ここでは「ネットワークエンジニア」「サーバエンジニア」、「クラウドエンジニア」を総称してインフラエンジニア(基盤エンジニア)として、 人生の大切な時間が少しでも無駄にならないように、それぞれのエンジニアにおける目指す資格について、「就職(転職)有利」、「エンジニア実務活用度」、「取得難易度」の3軸評価とその理由について触れつつ言及していきたいと思います。

初期段階に習得すべきスキルセット

CCNA

評価点とその理由

CCNA評価 (1~5段階)
就職(転職)有利4点
エンジニア実務活用度ネットワーク5点
サーバ3点
クラウド4点
取得難易度4点

 

CCNA(Cisco Certified Network Associate)は、シスコシステムズ社が主催するベンダー認定資格の1つです。

ネットワークエンジニアの必須スキルと言えます。

基盤システムで稼働するNW機器の大部分は上はシスコ社製品であるという理由もありますが、 それ以外の他社製品も、シスコ製品のコマンドラインを知って入れは、応用が効くという大きな理由があるためです。

その意味で、就職(転職)の際は、ネットワークエンジニア採用の評価に大きな影響を与えると言って良いでしょう。

実務活用度ですが、サーバ系やクラウド系エンジニアの実用度も高いです。

その理由は、CCNAの試験範囲にネットワークの基礎概要が多く含まれているためです。 特にIPアドレス体系やVLANやスイッチングの基礎知識、シュミレータによるルーティングなどのトラブルシュートノウハウは、 サーバ機器やクラウド上の仮想OSのトラブルシュートにも役立つため、無駄になりません。

ネットワークも現状は物理機器ではなく、仮想化されたイメージファイルで実装されることが大部分です。 シスコ社製品であれば、その操作も物理機器と同じコマンドで実行可能のため、クラウド利用でも活用する場面が多くなってます。

取得難易度は、未経験者や入社1年目にとっては難しめです。試験に合格するというより、きちんとネットワークの基礎概念を理解しつつ、 シュミレータか実機でコマンドを実際に試して、合格を目指しましょう。

各エンジニアの目指す方向性

ネットワークエンジニアは、上位資格のCCNPを目指しましょう。CCNPを取得して、やっと1人前として認められます

CCNPシリーズは全部で8種類ありますが、「Routing and Switching」が最も基本に近く汎用性が高いため、まずはこれを狙うことをお薦めします。

サーバ系とクラウド系エンジニアを目指す人は、上位資格のCCNPはあまりお薦めしません

その理由は、 CCNPは認定条件として、最低3個以上の試験に合格する必要があるそれぞれの試験の専門性が高く、多くの実務経験と勉強時間が必要である 実務上は1つの拠点LAN内のネットワークはCCNAレベルで十分対応できる ということからです。

LinuCレベル1(LPIC1)

評価点とその理由

LinuCレベル1(LPIC1)評価 (1~5段階)
就職(転職)有利4点
エンジニア実務活用度ネットワーク2点
サーバ4点
クラウド4点
取得難易度4点

 

LinuCレベル1(LPIC1) LinuC(リナック)は、LPI-Japanが主催するLinux認定資格の1つです。

サーバ系エンジニアは取得を是非目指しましょう。

その理由は仮想化製品であるVMware(ESXi)がLinuxOSで動作していることから、 トラブルシュート等やシステム移行のときにLinux専門知識が役に立ち、技術者として将来性が期待できるからです。

今の業界的に、サーバ系技術者(特にLinux系)は非常に不足しているため、面接採用のアピール度は高いです。

実務活用度ですが、今主流のサーバOSはLinux系OSとWindows系OSと二分されていますが、 Windows系OSのシステム開発や運用業務は、Windows Power Shellを利用することが多いため、Linux系OSのコマンドライン操作の 基本知識は、サーバ系エンジニア共通で役に立つと言えます。

取得難易度は、覚えるべきコマンドが多いことやOSの基本知識が必要なため、やや高めです。 ただ、技術者として大成するためにも是非取得をお薦めします。

各エンジニアの目指す方向性

サーバ系エンジニアのLinuxを目指す人は、是非LinuC2を取得しましょう。これでLinuxの技術者と呼べるようになります。 クラウドエンジニアはLinuC1があれば、業務の幅が広がりキャリアアップになります。ネットワークエンジニアは、ネットワーク以外の専門職を目指すのであれば、 同じコマンドライン操作と言う点で、取っ掛かりやすい分野と言えます。

LinuC1を目指す理由と将来性については、こちらで詳しく記事掲載してますので、時間があればご覧ください。

MCSA

評価点とその理由

MCSA評価 (1~5段階)
就職(転職)有利4点
エンジニア実務活用度ネットワーク2点
サーバ4点
クラウド5点
取得難易度3点

 

MCSA MCSA(Microsoft Certified Solutions Associate )は、マイクロソフト社が主催するWindows技術認定資格の1つです。

MCSAはプロダクト別で、複数の種類に分かれてます。 色々な業務場面で活躍できて需要が高い資格は、「クラウドプラットフォーム」、「Office 365」、「Windows Server 2016」です。

近年のシステム構成の主流は、クラウド環境とオンプレミス環境のハイブリッド構成という環境ですが、 一部システムをクラウドに移行するシステム更改業務、Office 365やWindows Azureと連携するシステム開発や運用業務など、様々なシーンで 本知識は活躍します。

そういう意味合いで、面接採用時のポイントが高く、また、実務活用度も高いです。 取得難易度は、赤本の知識をきっちり理解して覚えれば良く、また問題も他の資格に比べある程度簡単なため、普通レベルでしょう。 ただし、技術者向けの資格ですので、用語の理解を含め、しっかりとした勉強は必要です。

各エンジニアの目指す方向性

サーバ系エンジニアのWindowsを目指す人は、前述の「クラウドプラットフォーム」、「Office 365」、「Windows Server 2016」のプロダクトはすべて取得しましょう。

あとは担当業務に合わせて必要資格を取っていくと、良いキャリアプランに繋がります。 クラウドエンジニアは「クラウドプラットフォーム」、「Office 365」が必須です。

ネットワークエンジニアは、ネットワーク以外に何かスキルセットを身に付けたいということであれば、需要が高いため資格取得を目指すと良いでしょう。

まとめ

ここまで、未経験者またはIT業界1年目のエンジニア希望者向けに目指すべきスキルセットとして、 「CCNA」、「LinuCレベル1」、「MCSA」の各資格の評価とその理由をお伝えしました。

一言で纏めると、以下の通りです。

CCNAは、インフラエンジニア全般に活用できるネットワーク基礎を学ぶために必須スキルが含まており知識は無駄にならない。

LinuC1は、試験難度が高めだが、将来的に何でも出来るインフラエンジニアとして大成するためには目指した方が良い。

MSCAは、Widnows系サーバエンジニアおよびクラウドエンジニア向けで、実際に役立つ知識ノウハウが含まれており、取得難易度も低めである。

是非、ご自身のキャリアプランの参考にしてください。

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のっぽパパ
テルヤ@のっぽパパです。 某IT企業で20年以上のキャリア。都内在住。 地方移住を目論み中。島が好きで、旅行が趣味です。 本ブログ以外に、仕事・複業・スキルアップ関連のブログも運営中です。よろしければどうぞ。 https://best-ref.com