10万円前後のノートパソコンで良いもの!を迷いに迷ったあげく、最終的に「HP envy 15 x360 Intel」に決めました。
せっかくなので、同じようなノートパソコン選びで悩んでる方のために、先行して私の場合の決め手と体験レビューをご紹介します。何かの参考になれば、うれしいです。
もともと、私がノートパソコンが欲しかった理由は、「家のデスク以外で作業ができるように、持ち運べるディスプレイ付きパソコンが欲しかった程度。。」だったのですが、最終的に「HP envy 15 x360 Intel」に決めた理由は以下の通りです。
- ディスプレイ360°回転で動画や映画鑑賞ができる!
- 新幹線や飛行機の移動中でも、大画面で動画が家族で見れそう!
- 動画鑑賞の時、画面タッチパネルだけで操作ができるのは便利!
- タッチペンが付いてる。最近始めたばかりのクリスタが使える!!
と、まぁ、本来のPC作業以外のことの利便性や使い勝手を想定して、、選びました(笑)
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せっかくなので、上記以外に、細部にこだわった部分(自称ガジェット愛好家?)として以下の部分の選定理由やその結果となる実機体験レビューにも言及して、ご説明したいと思います。
- なぜ、CPUはAMD(Ryzen)ではなく、Intelを選んだか?
- PC画面を13型と15型で迷った理由と体感は?
- ネット情報でうわさのファン音の実際は?
- アルミ製って持ち運びには重いってうわさの実際は?
- 意外と光るキーボードは役に立つシーンが多くGOOD!
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目次
HP envy 15 x360 インテル(Intel)とは?
まず、簡単に基本スペックです。(ここは公式HPになるので、簡単に済ませます)
品名 | HP envy 15 x360 Intel |
CPU | Core i5-8250U(1.6GHz)/Core i7-8550U(1.8GHz) |
GPU | インテル HD Graphics 620 |
液晶 | 15.6インチ |
解像度 | フルHD(1920 x 1080) |
メモリ | 8GB/16GB |
ストレージ | 16GB(Optaneメモリ) + 1TB(HDD)/256GB(SSD) + 1TB(HDD) |
バッテリー | 約10時間/約11時間 |
質量 | 2.11kg |
それぞれの各特長や注目のポイントは、のちほど「詳しく」ご説明します。
こだわりの理由①:動画鑑賞に最適 360°回転ディスプレイ

まず1つ目。360°回転ディスプレイです。
真っ先に良いなと思ったのが、「新幹線や飛行機の移動中に、前のテーブルに置いて見れる!」ってとこ。
あとは、実家や友達の家に行ったとき。
「画面タッチパネルがあるから、この形で動画鑑賞や写真のスライドでも便利そう!」って想像できたことです。
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こだわりの理由②:タッチパネル操作&タッチペン

2つ目は、タッチパネル操作とタッチペンです。
「動画鑑賞中や写真スライドショーのときに、マウスやキーボード打ちって面倒じゃないですか?」 (え?単に私がずぼらなだけ?(^^;))
そんなときに画面を指でポチっと触って操作できるのが便利だと思いました。
あと、、、タッチペン!
世の中、働き方改革やなんやらで、結構趣味の時間が増えたじゃないですか?
私は、IT職が長いのですが、デザインもやってみたいな、思いまして。
とうとう買っちゃったんですよ。クリスタ!そう、プロ用のお絵描きソフトです。
CLIP STUDIO PAINTはAdobe Photoshopと並んで、イラストレーターやアニメーションクリエーターを目指す人のプロ向けお絵かきソフトです。

クリスタの公式HPはこちら→ CLIP STUDIO PAINT PRO
※色々調べましたが、クリスタは5000円が底値みたいですね。5000円で永久ライセンスなら、、と私はこの価格で決めました。
本題に話を戻しますが、なんと、HP envy 15 x360のIntel製には、タッチペン(別売り 5000円相当)が同梱されてるんです!
同じHP envy 15 x360でもAMD(Ryzen)タイプには、このタッチペンは付いてない。別売りなんですよね。
もし、タッチペンはいらない!という方の場合でも、この5000円分差し引きを考慮して、製品を選ぶことをおすすめします。
こだわりの理由③:AMD(Ryzen)タイプではなくIntelタイプを選定
CPUはAMD(Ryzen)タイプとIntelタイプがあります。市場価格では、AMD(Ryzen)タイプが1~2万円ぐらい安価です。
それでも、「何故、Intelタイプを選んだか?」
こだわりの理由は3つです。
- バッテリーの持続時間(消費電力)
- グラフィックチップの互換性
インテル製タイプ ※ | AMD(Ryzen)製タイプ | |
バッテリーの持続時間 | 最大 11時間 | 最大 10時間 |
グラフィックチップの互換性 | インテル® UHD グラフィックス 620 | Radeon VEGA 8 Graphics |
※インテル製は、スタンダードプラス または パフォーマンスモデル。
1. バッテリーの持続時間(消費電力)
まず、バッテリーの持続時間です。
バッテリーの持続時間とは、CPUの性能と反比例します。なぜか?パソコンの処理性能が高いということは、それだけ早くCPUが回転(クロック数)するからです。
走るスピードを上げれば、それだけエネルギーを消費するのと一緒ですね。
Ryzenタイプは、AMD社製のCPUなのですが、インテル製に比べて昔から消費電力が大きいのが欠点でした。ただし安価でパフォーマンス性能は高めなのが特徴のところです。
今回のRyzenというモデルは、インテル製のcore5i、core7iと比べても同等かそれ以上のパフォーマンスをベンチマークの数値を出してます。

(出典:hp社調べ)
ただし、このベンチマークの結果は注意が必要です。
それは、ベンチマークの数値通りに実際の利用するアプリケーションで同様のパフォーマンス結果を出すとは限らない。ということです。
AMD製のCPUは、ベンチマークの数値結果だけは良いんですよ。。ね。
一方、インテル製のCore5iとCore7iですが、こちらはパフォーマンスの良い割には、消費電力が少なめです。
今回、hp社が公表している持続時間は、Ryzenの11時間に対して、インテルが10時間ということですが、「持続時間の差が1時間ですが、実際利用し続けるともっと差が大きくなるはず」と予想してます。
なぜなら、同じアプリケーション処理をするために、80%の処理性能が必要なCPUと100%の処理性能が必要なCPUがある場合、後者の方がより消費電力が大きくなるからです。
2. GPU(グラフィック)の性能
次が、GPU(グラフィック)の性能です。
GPU処理性能が高いことは、3Dゲームなどのレンダリングなどの処理性能を表していて、カクカクせずにゲームができる、ってことです。
下記がGPUのパフォーマンス結果です。

(出典:hp社調べ)
はっきり言って、GPU(グラフィック)性能はRyzenの圧勝です。
なので、ノートパソコンで家庭で電源コードを繋いでPCゲームも楽しみたい人は、Ryzenもおすすめです。
それに比べて、インテル製のUHD グラフィックス 620は弱いです。その代わり、省エネなんですけどね。
実際使った体験レビュー
ここからは、購入後実機での体験レビューをお伝えします。
1. 360°回転ディスプレイ:振動で蓋が閉じないようにしっかり重みのある回転軸は〇

ディスプレイを回転させる可動部は、他のノートパソコンよりも重みがある感じで、しっかり固定されます。
ただ、土台が揺れた時などは、ディスプレイがゆれますね。なので、飛行機などの乗り物で揺れたときに一緒に揺れる程度です。普段は全く問題ありません。
もしろ、気になるのは、こんな形(上記画像)にしたとき。。キーボード側が下になるため、、キーボードにほこりや汚れがつきそうなとこです。
今は、100円ショップで購入した、簡易シートをノートパソコンの台座に使ってます。
2. タッチパネル:これは思った通り動画鑑賞には操作性バツグン◎
タッチ画面パネルは手触り感も良く、なめらかなですね。普段スマホやタブレッドで慣れ親しんだ画面操作なので、スムーズに操作な操作ができます。
さっそく、Amazon プライムビデオやdアニメなどの動画を見ましたが、便利でした!!
あと、ノートPC本体内蔵の音源もなかなかのものでした。
でも、しっかり音楽聞くなら、WiFiスピーカーがあったほうが良いレベルです。
3. 付属タッチペン:お絵描き初心者には十分レベル〇

※公式HP:同梱タッチペンの仕様より
決して悪くはない。悪くないのですが、、、本格的にやるなら筆圧付きが良かったかな。。
でも、クリスタで顔アニメとか書きやすいです。やっぱ、クリエート関連は楽しいですよー(^^)
(まだ、絵の特徴がありすぎで、お見せできないのですがw、、近いうちに)
タッチペンは、しっかり5000円分(別売りの場合)の価値はあると思います。i
4. バッテリーの持続時間:実際は8~9時間 期待通り◎
Intel製を選んだ理由でもある、CPU消費電力。
実際のところ、さっそく2~3回試したところ下記の結果となりました。
- ブラウザや文書作成などの軽作業:連続持続 9時間ぐらい
- 動画再生:連続持続 7時間ぐらい
公式サイトの11時間はあくまで理想的な環境場合の数値なので、今回の結果は十分期待通りです。
5. HDD(ハードディスク)速度:WindowsOS起動時間は4秒ぐらい。ベンチマークもGOOD◎
電源ボタンを押してから、BIOSを読み込みHPロゴが出力されるまでが約5秒間で、そこからHDDを読み込みしてWindowsOSを起動してログイン画面まで約4秒間です。
今回HDD(ハードディスク)は、SSDタイプですが、さすが早いです。全くストレスがありません。
SSDのベンチマーク結果も載せておきます。
こちらがCドライブ(SSD)です。

このシーケンシャルリード(Seq Q32T1 READ)とシーケンシャルライト(Seq Q32T1 Write)の数値が圧倒的に早いです。
次に、他のサイトにはあまりなかった情報ですが、Dドライブ(1TBのHDD)の結果です。

こちらは、ノーマルなHDDだけあって、かなりロースペックですね。
ただ、ここは容量が1TBと大容量なので、写真や動画などのデータ保存領域として、活用しましょう!
逆に、Cドライブが如何に速度が良いかわかりますねー
6. 画面サイズ:15型の周りのふち ◎
ここは小さいことがポイントです。
その分、無駄なスペースがなくなり、画面がスリムに見えるためです。
実際は、以下の通りです。

赤枠で〇をつけた部分がふちですね。上画面は画面中央にカメラがあるので、十分ぎりぎりの幅でOKです。
下部は、あまり下に行き過ぎると台座がなくなり、画面が見づらくなってしまいます。よって、作業するにも動画を見るにも、ちょうどよい高さで期待通りです。
7. ファン音:ちょっと気になるね。△
これ、無音PCと比べるとちょっと気になります。
夜間などに部屋で作業していると、ときどきウーンってファン音が鳴ります。
ただ、動画再生中や音楽流しながらの場合はほとんど気にならない程度です。
8. 重量:持ち運びにはやっぱり重いよ。。△
持ち運びにはちょっと。。ここは予想以上に重いと思ってください。
あれ?2.2kgってこんなに重かった?と感思いますよ。
実際に測定すると、2.2kgなので、感覚的なものなんでしょうね。
あと、もしかしたら、アルミ製のボディが重量感を感じるのもしれません。ひんやりしますよ。
9. 光るキーボードとキータッチ音:家族が寝静まった暗がりでの作業に良い◎
光るキーボードは意外とGOODでした!
活躍するシーンは、自宅の夜間家族が寝た後のPC作業や、暗い飛行機の中とかですね。
このPCは、キーボードのタッチ音がほぼ無音なので、まさにそのあたりのユーザビリティを考慮してるんだろうなぁ、と感じました。
結論:hp envy x360は10万円前後のノートPCなら一押し!【2019年】
ここまで、「HP envy 15 x360 Intel」のこだわりの3つの理由と、実際に9つの体験レビュー結果をお伝えせて頂きました。
実際に、x360という回転式ディスプレイ画面とタッチパネル画面は相性が良く便利です。
ノートPCをお探しの際は、本情報を何かの参考にでもして頂ければと思います。
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↓今の値段を調べてみる
なお、あまりバッテリーにこだわらず、安価で3Dゲームもやりたい方はこちらも良いです。
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